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マニュアル
2023-03-20
【マニュアル制作コラム:第10回】課題解決が難しい施工説明書の改善
環境変化への対応が急務 現在の施工品質にご満足でしょうか? 施工店様からの問い合わせの状況はいかがでしょうか? 施工店様の環境に合わせた最適な情報をご提供できているでしょうか? 施工マニュアルを改善することで、施工品質の改善・問い合わせの削減に貢献し、貴社ブランディングの向上につなげます。
1.施工説明書を取り巻く環境変化について
製品の多様化に関して
- 製品多様化に伴い、施工説明書のバリエーションが増えた
- 製品仕様の多様化に伴い、場合分けの記載ばかりになってしまう
- 施工手順が複雑化したことにより、施工業者の施工範疇が不明瞭
- 施工分業(専用業者ごと)による書き分けが必要
- 文章だらけの施工説明書になっている
資料作成に関して
- 複数の施工説明書に同じ修正を施さなければならない
- 施工のバラツキを無くし、施工品質を上げたい
- 教育で使うマニュアルを施工説明書と合わせて作成したい
- 分かりづらい手順は、動画などで補足したい
2.既存の施工説明書を分析し、施工者目線で見やすいコンテンツに最適化
既存マニュアルを見直し、実際に閲覧する媒体やシーンに合わせて、表現方法やレイアウトを最適化します。
①分析・課題抽出
以下のポイントに基づいて施工説明書を分析します。
そこで見えてきた「課題」と「他社調査」を踏まえて、新スタイルをご提案します。
ポイント:全体の構成
全体の流れや作業説明がシンプルでわかりやすく、伝わる構成になっているかを分析評価します。
ポイント:ユーザー視点
作業者視点に立ち、施工範疇が明確に記載されているか判定します。
ポイント:類似製品の施工書ベンチマーク
他社施工書の記載を調査し、分析結果をフィードバックします。
ポイント:目次の総合比較
複数有る施工説明書の目次を総合比較し、最適な目次を提案します。
②表現方法検討
統一した制作ルール(用語集・執筆ルールなど)を策定します。ルール化することで記載内容のバラツキを抑え、施工の効率化を目指します。
③構成の見直し
施工現場への取材・作業検討を通じ、工程の統廃合や資料デザイン設計を含めた施工説明書の見せ方を追求します。
④文書構造定義
紙面デザインを共通化し、共通項目の再利用をすることで、施工書作成の作業効率化を図ります。
3.動画(実写・CADデータ)による施工サポート
動画を用いた施工サポート
ユーザーが直感的に理解できる動画は、文字とイラストの情報に+αするために有効です。複雑な手順をわかりやすく伝えることができ、施工業者様にわかりやすい動画を作成します。
4.FAQの作成による施工サポート
問い合わせ情報を集約したFAQの作成・公開
問い合わせが多い情報を集約したFAQを作成し、QRコードで案内することで、施工時の問い合わせ減少を図ります。また、QRコードのリンク先のデータは随時更新可能ですので、情報追加・改訂の際の情報展開を速やかに行うことができます。
まとめ
弊社では、マニュアル検証からコンテンツの見直しまでをお手伝いいたします。お気軽にお問い合わせください。
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