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2026-01-19
年度末予算で始めるRPA入門 Windows 11・Power Automateで業務自動化を5分で解説
年度末に向けて、今期中に着手できる業務改善を探していませんか。 Windows 11のPower Automateで、まず1業務から試すコツを解説します。
「この作業、毎回同じ…」を減らす第一歩
Excelへの転記、メール送信、ファイル整理など、日々の業務には「定型的だけれど手作業で続けている作業」が数多く存在します。
特に、他の業務と兼務しながら社内システムを管理している方や、いわゆる“独り情シス”の立場では、業務改善の必要性を感じながらも後回しになりがちです。
こうした課題に対する、現実的で始めやすい選択肢の一つとして注目されているのが RPA(Robotic Process Automation) です。
本コラムでは、RPAの基本から、Windows
11環境で始められる理由、向いている業務、マクロやAIとの違い、導入時のポイントまでを整理して解説します。
5分で分かるRPA|まずは動画で全体像を確認
RPAについて「まずは全体像をつかみたい」という方に向けて、5分でRPAの基本が分かる動画をご用意しています。
記事を読む前の予習としてはもちろん、要点だけを押さえたい方にもおすすめです。
本記事では、この動画で解説している内容をもとに、RPAとは何か、どんな業務に向いているのか、Windows 11でどう始めるのかを、文章で整理していきます。
年度末にRPAが検討されやすい理由とは?
1月以降は年度末に向けて、「今年度の予算枠で着手できる業務改善」を検討する企業も増えてきます。一方で、大がかりなシステム開発は期間やコストの見通しが立てにくく、他業務と兼務している担当者にとっては、要件整理や調整の負担が大きいのが実情です。
そこで“検討しやすい”のがRPAです。
RPAは対象業務を絞って導入できるため、短期間で試しやすく、まずは1業務から小さく始められる点が特徴です。
RPAとは?業務自動化の基本をわかりやすく解説
RPA(Robotic Process Automation)とは、人がパソコン上で行っている操作手順を記録し、同じ手順を自動で実行する仕組みです。
Excelへの入力、ファイルの保存、Web画面からの情報取得など、決まった操作を繰り返す業務を得意とします。
RPAは「考える」技術ではなく、「決められた手順を正確に実行する」技術です。そのため、業務ルールや作業手順が明確になっているほど効果を発揮します。
Windows 11環境で始めやすい!Power Automate for Desktopで始めるRPA
Windows 11環境では、Microsoftが提供するPower Automate for Desktop を利用することで、RPAを比較的手軽に始めることができます。 画面操作を記録しながらフローを作成できるため、専門的なプログラミング知識がなくても扱いやすい点が特徴です。
Microsoft 365を導入している企業であれば、追加のツール選定に悩むことなく、「まずは試してみる」段階に進みやすいのもメリットといえるでしょう。
RPAに向いている業務・向いていない業務の見分け方
RPAに向いているのは、次のような業務です。
- 毎日・毎月、同じ手順で行っている定型作業
- Excelや業務システムへの転記作業
- 定型フォーマットのデータ加工・集計
- 人が対応しているが、判断を伴わない作業
一方で、例外処理が多い業務や、その場で判断が必要な業務はRPAには向いていません。
「これは毎回同じ操作をしているな」と感じる業務から洗い出すことが、RPA導入の第一歩です。
RPA・マクロ・AIの違いとは?役割の違いを整理
RPAは、ExcelマクロやAIと混同されがちですが、それぞれ得意分野が異なります。
- マクロ:Excel内の処理に強い
- RPA:複数のアプリやシステムをまたいだ操作を自動化できる
- AI:分類や判断など、「考える処理」が得意
RPAは「人の手足の代わり」と考えると分かりやすく、マクロやAIと組み合わせて使うことで、より効果的な業務自動化が可能になります。
RPA導入で期待できる効果と注意点
RPAを導入することで、作業時間の削減や入力ミスの防止といった効果が期待できます。
一度設定した手順を高い再現性で実行できるため、担当者の負担軽減や業務の属人化防止にもつながります。
ただし、RPAは万能ではありません。
業務内容に合った設計や、運用を見据えた検討が欠かせません。「何を自動化するか」を整理することが、効果を最大化するポイントです。
年度末予算でRPAを小さく始める方法|まずは1業務から
年度末が近づくと、今年度中に着手できる施策が求められます。
RPAは対象業務を絞って導入できるため、「まずは1業務だけ試す」といった始め方がしやすいのが特徴です。
全社展開を前提にせず、小さく導入しながら効果や適性を確認できる点は、年度末の業務改善とも相性が良いといえるでしょう。
RPAやPower Automateの活用、具体化をお手伝いします
RPAは、導入すること自体が目的ではなく、業務の負担を減らし、本来注力すべき仕事に時間を使うための手段です。
「年度末の予算で、まず1業務だけ自動化を試したい」
「自社業務の中で、RPAに向いている作業を整理したい」
そんな段階からでも、クイックスがお手伝いできます。
お気軽にご相談ください。
「具体的な事例を見て検討したい」という方には、クイックスが実際に支援してきた Power Platformの事例集もご用意しています。