コラム Column
マニュアル
2025-09-16
故障診断ツールのデータベース作成支援
当社(株式会社クイックス)では自動車整備資格を持った社員が多く在籍しています。 この自動車関連の知見を活かした様々な業務を通じて、お客様の事業をサポートしています。 今回は、「故障診断ツールのデータベース作成支援」をご紹介します。

特定のニーズに対応
自動車の調子が悪いとき、整備士が何かの機器を車両に接続して、不具合をチェックしている場面を見たことがありませんか?
これは「故障診断ツール」という専門的な機器を使っているのですが、私たちはその故障診断ツールのデータベース作成を支援しています。
様々な専門知識があってこその業務
データベース作成は基本的にシステム開発会社が担当しますが、自動車関連の知見が必要な業務は私たちが担当しています。以下はその一例です。
車種構成調査
正確で使いやすい車両データベースを作成するために、車両販売情報やサービスマニュアルなどで車種構成を調査し、データベースの間違いや不足情報を抽出します。
また、車名などはユーザーが選択しやすい表記に修正し、状況に応じて車種選択肢の統合や細分化も検討します。
コンピューターの分類調査
診断データベースなどに組み込むための、コンピューター(ECU)機能分類を検討します。
例えば「エンジンECUはパワートレイン系」、「エアコンECUはボディー系」といったように分類します。
故障コードの分類調査
診断データベースなどに組み込むための、故障コード(ダイアグコード)機能分類を検討します。
コード名称だけで判断できない場合は、サービスマニュアルで故障検出条件などを確認します。
診断レポートのデザイン作成
故障診断ツールには、単に故障コードを読み取るだけでなく、診断結果をレポートとして保存・印刷する機能があり、目的に応じた分かりやすいレポートデザインを検討します。
私たちは、自動車関連の知見(自動車整備資格)と、情報を分かりやすく伝える技術(テクニカルライティング資格)を併せ持っているため、整備士と顧客の両方の視点で検討が可能です。
おわりに
当社は、自動車関連の知見をただ提供するだけでなく、お客様の課題に合わせて最適な形でソリューションを構築します。
これらは、私たちの強みであり、お客様のビジネスの成長を加速させるお手伝いをします。
未来のパートナーとして、ぜひ一度ご相談ください。