コラム Column
翻訳
2025-07-18
自動翻訳のメリットと業務で使用するには?
前回は自動翻訳の概要をご説明しましたが、今回はそのメリットと実際の活用事例をご紹介します。

自動翻訳について
前回は、 自動翻訳の概要を説明しましたが、今回は自動翻訳のメリットと事例を紹介したいと思います。
自動翻訳最大のメリット「翻訳スピード」
原文を入力すると、すぐに翻訳結果が表示されるため、翻訳期間を短縮したい方にとっては非常に魅力的です。
自動翻訳を活用することで、通常1か月以上かかる翻訳作業が5~10日で完了するケースもあり、業務の効率化や作業の回転率向上が期待できます。
翻訳費用の削減
他にも、自動翻訳を導入することで翻訳費用の削減が可能になります。
翻訳作業を社内で完了できれば、これまで外注にかけていた費用を削減でき、翻訳依頼にかかる工数も減らすことができます。
あらかじめ翻訳ルールを整備しておけば、さらなる作業効率の向上が見込めます。
翻訳メモリや用語集の活用
自動翻訳のメリットとは少し異なりますが、翻訳メモリと用語集は、翻訳するうえで重要なデータになります。
翻訳メモリとは、過去に翻訳した原文と訳文の対訳表をデータとして保管しているものです。
また、用語集とは、部品名称などの単語をまとめたデータになります。翻訳するうえで、名称の表記ゆれなどが発生するのを防ぐために効果的です。
この2つは、「翻訳業務を正しく理解する」ことに関係します。
自動翻訳を使用したマニュアル案件の事例
では、KWIXで実際に行った、自動翻訳を業務で使用した事例を紹介したいと思います。
メーカー様の事例
お客様の困りごと
- マニュアルの改訂が頻繁に発生し、翻訳中でも次々と改訂が発生し困っていた。
- 翻訳スピードの改善+翻訳費用削減が課題となっていた。
クイックスの提案内容
- 自動翻訳を使用して、改訂に対応する翻訳スピードを実現
- 翻訳作業の効率化による、コスト改善を実現
- 翻訳メモリと用語集を活用したリライト作業までをクイックスで実現
自動翻訳で翻訳した後のチェックは、クイックスのコア技術を活用したリライトと合わせて確認し、先方でもチェックを行っていただくことになりました。
これにより、自動翻訳で課題と思われる部分をクリアにし、対応することができました。
すべてのお客様に当てはまる訳ではありませんが、自動翻訳を活用することで翻訳の効率化は実現できることが分かったかと思います。
次回は、「気を付けるべき自動翻訳のデメリット!誤った使い方をしないために」を紹介したいと思います。
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