コラム Column
翻訳
2025-06-19
自動翻訳は業務に活用できるのか?
翻訳の品質とスピードに悩む方へ。自動翻訳を上手に使う方法を考えてみませんか?

自動翻訳とはどういったものなのか?
自動翻訳とは、翻訳したい文章を入力するとリアルタイムで翻訳してくれる機能です。
普段の日常や業務などで一度は利用したことがあるのではないでしょうか?
今回は「自動翻訳」について説明したいと思います。
自動翻訳の技術と代表的なサービス
特に注目されているのが、ニューラル機械翻訳(NMT)と呼ばれる技術です。DeepLやGoogle翻訳といった代表的なサービスもこの方式を採用しており、文脈を読み取った自然な日本語に訳せるのが特徴です。
これらの翻訳技術は、以前のような「単語を並べただけの直訳」ではなく、文章としての自然さや読みやすさを備えたアウトプットが可能です。ビジネス文書や技術文書の下訳としても、一定の品質を満たすレベルまで進化しています。
自動翻訳の現実的な使い方
とはいえ、「では翻訳案件はすべて自動翻訳にして効率化しよう!」と言っても、簡単にできるわけではありません。
- 翻訳が正しく行えているのか?
- 翻訳文の品質担保はどのようにして行うのか?
- 社外秘の資料を翻訳しても大丈夫なのか?
自動翻訳を業務で活用するには、自動翻訳を正しく理解し、長所を活かすことができるものを人間がしっかりと判断することが必要です。
たとえば、
- 短い文章(単語レベル)のものを自動翻訳で翻訳する
- 社内で使用するようなもので試験的に利用してみる
など、まずは単語レベルや社内でしか使用しないものを自動翻訳で翻訳することで、自動翻訳の精度や評価をすることができます。
自動翻訳を徐々に理解していくことで、使用できるものや範囲が分かるようになっていきます。
また、自動翻訳を取り入れる際のポイントとしては、
“任せきり”にはしない
自動翻訳はあくまで補助ツールであることを意識してください。
用語集や翻訳メモリが有効
用語や翻訳メモリを使用することで、より翻訳精度が上がります。
最初から「全部」ではなく「一部から」
まずは限定的な用途から始めるのが現実的です。
翻訳エンジンを学習させることが大切
翻訳エンジンを学習させることで、担当者の好みに合った文章に近づいていきます。
弊社が提供する翻訳業務支援
弊社では、自動翻訳を使用した翻訳案件を対象に、自動翻訳のトライアルを行っております。ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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