コラム Column
ヘルスケア
2024-06-20
資格確認証の重要性とマイナ保険証への移行について
2024年12月2日から現行の健康保険証は廃止され、マイナンバーカードを利用した「マイナ保険証」に移行します。移行期間中、健康保険組合様は被保険者様に対して資格確認証を発行する必要があります。

今回のコラムでは、健康保険証の廃止とマイナ保険証への移行に伴う資格確認証の役割と発行について説明します。2024年12月2日以降、現行の健康保険証は新規発行されなくなり、マイナ保険証への移行が求められます。この移行に伴い、健康保険組合様は被保険者様に資格確認証の発行が必要です。資格確認証は、特に移行期間中において被保険者様がスムーズに医療サービスを受けるための重要な書類です。
資格確認証とは?
資格確認証は、健康保険に加入していることを証明する一時的な書類です。従来の健康保険証と同様に、医療機関や薬局で保険適用を受ける際に使用されます。特に、健康保険証が手元にない場合や、マイナンバーカードを健康保険証として利用していない場合に重要な役割を果たします。資格確認証には被保険者様の基本情報が記載されており、医療機関での保険適用をスムーズに進めるための手段となります。
健康保険証の廃止とマイナ保険証への移行
2024年12月2日以降、現行の健康保険証は新規発行が停止され、マイナ保険証への移行が進められます。これにより、マイナンバーカードを健康保険証として利用することが標準化されます。しかし、マイナンバーカードを取得していない、またはマイナ保険証としての登録をしていない人々に対しては、資格確認証が発行されることになります。資格確認証は、保険者様が設定する有効期間内(最大5年間)で使用されます。
資格確認証の内容と機能
資格確認証には、以下の情報が記載されます。
- 被保険者様の氏名
- 被保険者番号
- 生年月日
- 加入している健康保険組合様の名称
- 発行日
- 有効期間(保険者様が設定し、最大5年間)
- 保険者様の印鑑または署名
- 被扶養者情報(該当する場合)
資格確認証とマイナ保険証の関係
資格確認証とマイナ保険証の関係を整理すると、以下の通りです。
利用目的と期間の違い:
資格確認証は一時的な健康保険証の代替品として利用され、保険者様が設定する有効期間内(最大5年間)で使用されます。マイナ保険証は、マイナンバーカードを恒久的に健康保険証として利用するものです。
発行主体と手続き:
資格確認証は健康保険組合様や全国健康保険協会(協会けんぽ)が発行します。マイナ保険証は、マイナンバーカードを健康保険証として利用するためにマイナポータルでの登録が必要です。
利便性と機能:
資格確認証は紙ベースの証明書であり、医療機関や薬局で提示することで保険適用を受けることができます。マイナ保険証はICチップを搭載したカードで、本人確認書類としても機能し、医療情報の一元管理が可能です。
ポイント
- 健康保険証は2024年12月2日に廃止されます。
- 資格確認証は保険者様が設定する有効期間内(最大5年間)で利用されます。
- 資格確認証とマイナ保険証の違いを理解し、適切な情報提供が必要です。
まとめ
健康保険証の廃止に伴い、マイナ保険証への移行が進められていますが、すべての被保険者様がすぐにマイナンバーカードを利用できるわけではありません。そのため、資格確認証の発行が重要な役割を果たします。健康保険組合様として、被保険者様に適切な情報提供を行い、スムーズな移行を支援することが求められます。
クイックスでは多くの健保様の受診勧奨通知や印刷発送物をご担当させていただいております。今回の資格確認証につきましても健康保険組合様が希望する形でデザインから行い、一貫して発送まで行いますのでお気軽にご相談いただければ幸いです。
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