コラム Column
マニュアル
2023-09-19
分かりやすいマニュアル作成のコツ~ビジュアルで伝える~

読み手に伝わるマニュアルを作成するには、ビジュアルを使用することもおすすめです。
キャプチャー画面やテクニカルイラスト、動画などのビジュアルを使用したマニュアルは、テキストだけで説明するより直感的に理解しやすくなります。
テキストをすべて読んで理解しなければならない内容でも、ビジュアルを使用することでテキスト量が減り、読み手の負担が軽くなり理解も深まります。
そこで、ビジュアルで伝えるためのマニュアル作成のコツを紹介します。
ビジュアルで伝える方法
キャプチャー画面
タッチパネル機器を操作するマニュアルでは、キャプチャー画面を使用して操作手順を表すと、操作するボタンの位置や名称、操作した後の画面が一目で確認でき、理解度が向上します。
また、キャプチャー画面にどこを操作したらよいかの矢印や吹き出し、番号を示すことで、説明する情報を補って読み手に伝えることができます。

テクニカルイラスト(以下、イラスト)
機械や電気製品の操作、製品の組み立て、部品の配置を説明するマニュアルでは、製品を再現したイラストを使用することで、操作する部品や製品全体の構造が一目で理解できます。
イラストは、図面(CADデータ)・写真・現物取材を元に、読み手の目線を配慮したイメージの統一感や重要部分の強調を意識して作成します。

動画
製品の操作、作業や保守の手順などを映像として視覚と聴覚で伝えることができ、読み手はスマートフォンやタブレットで閲覧できます。
読み手は、操作時の動きや手順の流れ、スピード感などテキストでは伝わりにくい細かな情報を把握できます。

ビジュアルで伝えるときの注意点
マニュアルに数多くのビジュアルを使用すれば分かりやすくなるというわけではありません。読み手の立場によってはかえって理解を妨げることになります。
伝えたい説明にビジュアルを使用して視覚的な情報を補うよう適所に配置することが重要です。
マニュアルが狙う効果に対し、使用するビジュアルの種類や作成にかかるコストが適正かを検討することも必要です。
マニュアル作成における分かりやすいビジュアルの使い方や効果的な改善手法にお悩みでしたら、ぜひクイックスにお問い合わせください。
マニュアルに関するお問い合わせはこちら
開催中のイベント・セミナー Events / Seminars
マニュアル
オンデマンドセミナー
オンデマンドセミナー
