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プリント&デリバリー
2024-12-20
オンデマンド印刷?オフセット印刷?印刷方式の選び方ガイド
「オンデマンド印刷」と「オフセット印刷」、どちらを選ぶべきか迷ったことはありませんか?印刷方式の違いと選び方のポイントを分かりやすく解説します。

印刷物を作る際、用途や目的に応じて適切な印刷方式を選ぶことは重要です。オンデマンド印刷とオフセット印刷は、それぞれ異なる特徴を持ち、選び方によってコストや仕上がりに大きな差が生じます。本コラムでは、両者の違いと選び方のポイントについてご紹介します。
オンデマンド印刷とは
オンデマンド印刷は、デジタルデータを元に必要な枚数だけを印刷する方法です。版を作る手間がなく、短納期や少量印刷に最適です。
特徴:短納期対応、少量印刷向け、バリアブル印刷が可能
メリット:
・必要な分だけ印刷可能で無駄がない
・データ変更が容易
・パーソナライズされた印刷物に対応
デメリット:
・大量印刷ではコストが高くなる
・写真や細かいデザインの再現性はオフセットに劣る場合がある
オフセット印刷とは
オフセット印刷は、アルミや樹脂製の印刷版を使い、大量印刷に適した方法です。均一で高品質な印刷が可能で、特に色の再現性に優れています。
特徴:高品質で大量印刷向け
メリット:
・色やデザインの再現性が高い
・大量印刷で1枚あたりのコストが抑えられる
・紙質や素材の選択肢が広い
デメリット:
・版を作る初期コストがかかる
・少量印刷では割高になる
印刷方式の選び方
どちらの印刷方式を選ぶべきか迷った場合、以下のポイントを参考にしてください。
選択のポイント オンデマンド印刷 オフセット印刷 印刷枚数 少量印刷(10~500部)に最適 大量印刷(1,000部以上)に最適 納期 短納期対応 時間がかかるが高品質 品質・再現性 実用的で十分な品質 色の再現性が高く、仕上がりが美しい カスタマイズ性 データ変更やバリアブル印刷が得意 固定デザインで大量印刷に適している 予算 少量では安いが大量では割高 大量印刷でコストが低減
活用シーンの例
オンデマンド印刷に適した場面
・短納期の資料印刷(例:会議資料、少量チラシ)
・個別対応が必要な印刷(例:名前入りDM、個別情報付き案内)
・テストマーケティング用の少量印刷
オフセット印刷に適した場面
・高品質が求められる大量印刷(例:カタログ、書籍)
・長期間使用する印刷物(例:ブランドポスター)
・印刷色や紙質にこだわりたい場合
まとめ
オンデマンド印刷とオフセット印刷は、それぞれ異なる特性を持つため、用途や目的に応じた選択が重要です。少量で柔軟性を求めるならオンデマンド印刷、大量で高品質を求めるならオフセット印刷が最適です。印刷方式を正しく選んで、プロジェクトを成功に導きましょう!
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