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コラム Column
プリント&デリバリー
2024-12-12
DM制作の依頼はどうするべき?よくあるトラブルから学ぶ会社の選び方

ダイレクトメール(DM)は、顧客との関係を強化し、商品やサービスを直接訴求する効果的なツールです。しかし、DMの制作を外部に依頼する際、思い通りの結果が得られない場合や、トラブルが発生することがあります。その多くは、依頼時の準備不足や選定ミスに起因しています。
本コラムでは、DM制作を依頼する際によくあるトラブルを挙げながら、信頼できる制作会社を選ぶためのポイントを解説します。
よくあるDM制作トラブル
DM制作でよく見られるトラブルの例として、以下の4点が挙げられます。
1.納期遅延
DMは、キャンペーンやセールの開始時期に合わせて発送することが多いため、納期の遅れは大きな問題です。納期遅延が発生する主な原因は以下の通りです。
- 制作会社のスケジュール管理が不十分であること。
- 入稿データの不備による再修正。
- クライアント側の確認が遅れた。
2.デザインや内容の不一致
完成したDMが、依頼時に伝えたコンセプトやデザインイメージと異なるケースもあります。
- コミュニケーション不足で目的が正しく共有されていない。
- 制作会社が業界やターゲットについての理解が浅い。
3.印刷・加工のミス
DMの印刷や加工でミスが発生することもあります。
- 印刷色が想定と異なる。
- 用紙や加工方法の選定ミス。
- 住所データの不備による誤配送。
4.コストオーバー
見積もりよりも費用が大幅に増えるケースもあります。
- 依頼内容に対する見積もりが不十分だった。
- 途中で仕様変更が発生し、追加費用がかかった。
トラブルを防ぐためのポイント
1.明確な依頼内容を準備する
制作会社に依頼する際には、以下の情報を明確に伝えることが重要です。
- 目的:DMの役割や期待する成果(例:新規顧客獲得、既存顧客のリピート促進)。
- ターゲット層:年齢、性別、趣味や嗜好など、顧客像を具体的に伝える。
- デザインの方向性:カラーやレイアウト、参考資料があれば共有する。
- 予算とスケジュール:制作にかけられる費用と納期を明確にする。
2.実績の確認
信頼できる制作会社を選ぶには、これまでの実績を確認することが重要です。
- 業界経験:自社の業界や商品に類似する事例があるかを確認する。
- デザインサンプル:過去の制作物を見て、デザインや表現がイメージに合うかを確認・判断する。
- 口コミや評判:他のクライアントからの評価やレビューを参考にする。
3.詳細な見積もりを取る
依頼前に詳細な見積もりを取ることで、後からの追加費用を防ぎます。
- 内訳の明確化:デザイン費、印刷費、発送費など、項目ごとに分けた見積もりを確認する。
- 追加費用の条件:仕様変更や追加作業にかかる費用が発生する条件を事前に確認する。
4.コミュニケーションを密にする
制作過程でのコミュニケーションが不十分だと、トラブルの原因になります。
- 定期的な進捗確認:プロジェクトが予定通り進んでいるかを定期的に確認する。
- フィードバックの迅速化:デザイン案や校正へのフィードバックを早めに行う。
5.データ管理と確認の徹底
DM制作には顧客データが欠かせません。その管理と確認を徹底しましょう。
- データクレンジングの実施:住所データの不備や重複を解消する。
- テスト送付の実施:少量のDMを試験的に送付し、不着やミスがないか確認する。
良い制作会社の特徴
1.柔軟な対応力
変更や修正に迅速に対応してくれる制作会社は信頼できます。依頼内容に応じて柔軟に対応できるかを確認しましょう。
2.豊富な知識と提案力
単なる依頼の実行だけでなく、ターゲットに最適なデザインやコピーの提案ができる会社は価値があります。
3.アフターサポートの充実
納品後のフォローがしっかりしているということは、長期的な会社同士の信頼関係を築く上で重要です。例えば、DM効果測定の支援や、次回施策の提案などが含まれます。
まとめ
DM制作を成功させるには、信頼できる制作会社を選ぶことが鍵となります。依頼内容の明確化、実績や評判の確認、見積もりやコミュニケーションの徹底を行うことで、トラブルを未然に防ぎ、より効果的なDM施策を実現できます。
外部依頼がスムーズに進むことで、マーケティング活動全体の効率も向上します。最適なパートナーを選び、目的に合ったDM制作を成功させましょう。
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