コラム Column
ヘルスケア
2023-11-17
学べるセルフメディケーション通知サービス
セルフメディケーションとは、 WHOの定義によると「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされています。 広義では健診の受診や食生活の改善、睡眠の改善など自分で改善ができることが多いです。 弊社では、セルフメディケーションの中でも自分の力だけで改善ができないOTC薬の活用についてお手伝いができないかと考えました。

スイッチOTC医薬品とは
病院で処方されたお薬は、薬局やドラッグストアでも購入することができます。
医療用から転用(スイッチ)された市販薬(OTC医薬品)のことを「スイッチOTC医薬品」と言います。
※OTC(over the counter)は、「カウンター越し」という意味で、薬局やドラッグストアなどで買える市販薬のことです。
副作用も少なく、安全性も高い市販薬ですので、安心してご使用いただけます。
少量から始められるため、初期療法の観点でも有効であると考えられています。
まずはドラッグストアにいる薬剤師に相談してみることをお勧めします。
※症状が良くならない、症状の重い場合は医療機関で受診してください。
スイッチOTC推進の背景
医療費の増加
高齢化や生活習慣病を始めとする慢性疾病の増加により、保険者様の負担する医療費は年々増加しています。
この医療費を削減するため厚生労働省ではジェネリック医薬品やスイッチOTC医薬品の推進をしていこうとしています。
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)
『セルフメディケーション税制とは、医療費控除の特例として、健康の維持増進および疾病の予防への取り組みとして一定の取り組みを行う個人が平成29年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。』
(厚生労働省:セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について (mhlw.go.jp))
ここでいう一定の条件とは、会社での健康診断や特定健診などを受けており、対象のOTC医薬品を年間で12,000円以上購入されている方のことを言います。
年間の医療費が10万円以上を超えたときの医療費控除制度はご存じかと思います。
しかし、実際に控除を受けるほどの医療費を支払っていないという方も多いのではないでしょうか?
そのような方もセルフメディケーション税制を活用すれば、控除が受けられるようになったということです。
※この特例の適用を受ける場合は、現行の医療費控除の適用は受けられません。
スイッチOTC医薬品への切替によるメリット
加入者
- 診察がいらず、待ち時間もかからない
- 場合によっては、費用が安く済むケースもある
- 毎日の買い物のついでに購入可能(ポイントも貯められますね。)
- ネット購入も可能
保険者
- 医療費削減対策になる
- 加入者の健康意識を高めることができる
- 条件を満たすために健診を受けるようになる
弊社での取り組み
このように現在注目を集めているスイッチOTC医薬品ですが、まだまだ加入者様への周知ができていないと思います。
弊社では、大手ドラッグストアである「スギ薬局様」との協業によりスイッチOTC医薬品での切替勧奨案内をサービスメニューに追加いたしました。

サービス概要
スイッチOTCはまだまだ加入者への認知されていないのが現状です。
(芦田愛菜さんがCMに出ていたので、もっと普及するかと思っていました。)
そこでご案内の中にセルフメディケーションの考え方を取り入れ、身近であることを知ってもらうご案内を作成しました。
「周知」させることに特化させたご案内と「実際の切替」を促すご案内の2パターンをご用意しております。
効果検証もクーポンの使用率またはレセプトデータでの比較をお選びいただけます。
ご興味を持たれた方は是非当社HPより詳細ご確認ください!
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