事例 Case Study
- 販促
- カタログ
- パンフレット
- 印刷
- ブランディング
- ディレクション
company
酒井医療株式会社様
マーケティング 2018-02-05
製品理解とユーザ視点の提案で、販促ツールの企画・制作を支援

新規販促ツールとして「ユーザへの啓蒙マンガ」と
「キネシオテープ(KT TAPE):製品PRカタログ」の2種を企画・制作。
ターゲットユーザに製品特長・利用シーン・ベネフィットなどを伝えるために必要な構成や見せ方を、お客様と打ち合わせを重ねて形に。
課題
- 販促物の構成案や原稿の作成、デザインに時間と手間がかかり過ぎる
- 内製化では既成概念にとらわれて方向性が偏ってしまう
- 外部に委託してもなかなか求めるクオリティに見合うものができない
解決策
- アイディア、ラフ、製品資料をもとにクイックスで構成案・原稿を作成
- ユーザ視点に立った、ストーリー、デザインの見せ方、印刷仕様を提案
- こまめな訪問でヒアリングを重ねて制作
導入背景
酒井医療株式会社様とは現在までに、
- 圧力波治療器のエンドユーザ啓蒙用 漫画パンフレット
- キネシオテープ(KT TAPE)新製品PR用カタログ
の2種の販促ツール制作を行いました。
営業本部販売推進室のご担当者様に、まずはクイックスとの出会いから、制作時の対応の印象などについてお話を伺いました。
スピードの向上とクオリティの追求を両立
—— はじめは、クイックスがマニュアル制作に強いことに興味を持ったとお聞きしましたが?
私もマニュアル制作の経験があったのですが、制作には対象製品に対してユーザが操作するあらゆる可能性に想像力を働かせ、正確かつ、簡潔に作り上げる必要があり、その大変さを知っていました。そこを強みに掲げていることは、製品の理解力があって、ユーザ視点で考えられる会社なんだろうなと感じて興味を持ちました。
—— 実際のところ、他社とちがいましたか?
こちらの要望や指示を右から左へ伝言して形にするだけの会社さんに何度か会い、そのたびに「またか」という想いがありました。その点、クイックスさんとのやりとりでは、すべてをこちらでお膳立てをする必要はなく、手持ちの資料と要望を伝えた後、具体的なイメージにしてもらえるので、取捨選択とブラッシュアップに集中できるんです。
—— 無駄が省かれ、販促物がスピーディに仕上がったわけですね。
クオリティにも満足しています。こちらの何気ないことばにもじっくり耳を傾けて意図をくみ取り、その上で、ユーザにとって有用で魅力的な販促物であるための見せ方をその都度提案してくれました。そうやって「気づき」をくれ、わたしが常に何をすべきか整理された状態でいられるように伴走してくれたんです。
次に、はじめての発注となった圧力波治療器のエンドユーザ啓蒙用「漫画パンフレット」制作時のエピソードについてお話を伺いました。
エンドユーザに向けた複雑になりがちな説明を漫画でかんたんに

—— ご依頼の経緯を教えてください。
以前、ある製品の取扱説明書について相談したときに、構成案をすぐに持ってきてくれたんです。いつも準備に苦慮していた社内プレゼンがスムーズに済みました。結局その件は正式な発注に至りませんでしたが、同時期に別製品でユーザにわかりやすい啓蒙用の漫画を作ろうと思っていたので、真っ先にクイックスさんにお願いしてみようと思いました。
—— 貴社にとって漫画は新しい試みですが反発は……?
心配でしたが難なくクリアできました。というのも、打ち合わせで出しあったアイディアと製品資料をもとにして、今回もクイックスさんが漫画の絵コンテを迅速に作成してくれたんです。これを社内で見せて皆から賛同を得られたおかげで、異例のスピードで企画の実現につながりました。
—— 関連して他に提案はありましたか?
製品に関する疑問に対し、ユーザに見せながら説明するためのQ&Aシート、ウェブサイトに連動した情報発信なども提案してもらいました。魅力的でしたが漫画と同時の実現は厳しく、新たなサイト構築までは至りませんでしたが、PCやスマホでの閲覧、メール通知から誘導できるよう、既存のサイトにPDFで漫画をアップしています。
—— 漫画パンフレットの反応はいかがですか?
パンフレットの配布を始めてすぐ、弊社の営業が「すごく評判いいよ!」とオフィスに駆け込んできました。配布先からも「もっと欲しい」とせがまれて何度も増刷しています。販促物の在庫状況は、宣伝担当者にとってほんとうに役に立つものかどうかのバロメーターですから、これは手応えがあったなという感じですね!
続いて、その後に制作したキネシオテープ新製品カタログのエピソードについてお話を伺いました。
新製品PRカタログでブランディング強化

—— カタログのご依頼の経緯を教えてください。
漫画の手応えがあり、「ぜひ次も」と思っていたところ、別件でテーピングの新製品が発売され、ラインナップが増えるため、カタログを作りたいと考えました。アメリカの製造元がヴィジュアル素材(写真)を豊富に用意してくれているにもかかわらず、それまで、A4 1枚紙のチラシしか作っていなかったんです。膨大な数の写真を見せながら相談したところ、その場ですぐに「A4横綴じのカタログにしませんか」とご提案いただきました。
—— 提案は的確でしたか?
弊社のカタログはどれも縦綴じで、それが当たり前と信じ込んでいたので目から鱗が落ちました。素材の写真は横位置が多く、製品が想起させる躍動感やスタイリッシュさを最大にアピールするにはたしかに横綴じがもっとも映えるんです。ブランディング効果が高く、「それしかない!」と思いました。
—— 他の業務で多忙を極めている時期だったと聞いています。
そのため、大まかなイメージを伝えた後は本件を放置した状態になっていました。それでもこまめに訪ねてくれ、わずかなことばを手掛かりにデザインや原稿作成を進め、まったく印象の異なる2案を持ってきてくれたんです。こちらにない発想も具現化してくれたことで、よりいっそう、製品のイメージとして打ち出したいものが明確になり急速に前進しました。
—— 新製品カタログの反応はいかがですか?
漫画同様に、勢いよく在庫が減っています。何よりも驚いたのは、アメリカの製造元の反応です。「ここまでパーフェクトにヴィジュアル素材を生かしたカタログはない。ぜひ他の国の販売元に見せたい!」と太鼓判を押されました。
お客様の声

クイックスさんにはいつも遠慮なく思ったことをズバズバと伝えています。 伝えた意見はくみ取りつつも指示待ちでなく、細かな提案を重ねながら、一緒に考えてくれるので助かっています。 自分の考えが整理されていく感じがあり、頼れるパートナーだと思っています。
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