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【マニュアル制作コラム:第3回】英語マニュアル作成を、低コスト・スピーディーに行うポイント

マニュアル制作

2018-04-10

英語のマニュアル作成をするとき、短納期・低コストで制作するためにはどうしたらいいのでしょうか?
英語、中国語など約30言語の多言語マニュアル翻訳と印刷に携わってきた当社が、失敗しないためのポイントをお伝えします。

1. マニュアルの英語翻訳、成功のための基礎知識

1-1 英語マニュアル翻訳に取りかかる前に、読者像を明確にする

マニュアルを英語などに翻訳するとき、まずは「どんな人に読んでもらうマニュアルなのか」を明確にしましょう。例えば、一般の方が使う家電の取扱説明書と、技術に秀でた職人が使う工作機械の商品説明書では、使われる用語や表現、構成がまったく異なります。

1-2 多言語(英語)マニュアルの仕上がりイメージを明確にする

例えば、一般ユーザーが使うパソコン周辺機器の取扱説明書を英語翻訳するのであれば、誰が読んでもわかるように丁寧なトーン・マナーでの翻訳文が必要になるでしょう。また、日本語から英語などに翻訳する場合、文章量(文字量)が増えることがほとんどです。レイアウト、構成も含めて仕上がりイメージを確認しておきましょう。

2. 英語マニュアルを短納期で早く翻訳してもらうには?

2-1 英語マニュアルの翻訳に入る前に、資料をしっかり揃える

マニュアルを英語などの外国語に訳すときは、まず翻訳したい文章が掲載されているファイル(Word、InDesign、FrameMaker、xml、htmlなどのデータ)を用意しましょう。「文をそのまま翻訳する」ことができるデータが最良です。「翻訳したい箇所をエクセルにコピーアンドペーストする」といった抜き出し作業は、かえって翻訳が滞る場合があります。次に、日本語と英語(その他、多言語)の用語集や社内にマニュアル作成のテンプレート(スタイルガイド)があれば、必ず資料として揃えておきましょう。関連テーマの過去翻訳物(訳文)がある場合も、翻訳時に資料として提出しましょう。翻訳のスピードアップ・品質向上・コストダウンに繋がります。

2-2 翻訳する元の原稿(日本語)に、確定させる

翻訳したい元原稿を完全な状態にしておけば、翻訳作業を早く的確に行えます。納期の関係で元原稿の確定が難しい場合は、元原稿の変更差分を追加で翻訳することになります。元原稿の変更・修正箇所の履歴をしっかり記録しておくことが大切です。都度更新を加えることによる、追加翻訳は費用増の原因になります。できる限り原稿を確定させた状態で翻訳をしてください。

3. マニュアルの英訳コストを安く抑えるには?

マニュアルの英語翻訳は、過去翻訳物があることでコストを抑えられる場合があります。また、品番やバージョン違いでいくつもマニュアルを翻訳する場合には、まとめて翻訳依頼をすると訳文が使い回しでき、翻訳費を軽減できます。マニュアルの説明を適宜イラストで補い、文章量を減らすのも一案です。
「長期間にわたり、継続していくつも英語(多言語)マニュアルを翻訳しなくてはならない」という場合には、翻訳メモリ(TM:Translation Memory)を活用することがおすすめです。翻訳メモリは、過去に翻訳した内容(原文と訳文のペア)を登録して管理するデータベースです。翻訳支援ツールで新たな翻訳を行う際に、過去の訳文を活用できるTMにより、類似性の高い文章をリサイクルして活用できるため、コストダウンだけでなく品質向上にもつながります。TM作成費・管理費が必要になりますが、長期的に英語マニュアルを作成する予定があれば高い費用対効果が期待できます。

4. 英語マニュアル作成の成功の秘訣

マニュアル(取扱説明書)等の多言語版を作成するときは、原文(日本語版など)の作成時から、他言語翻訳を意識して「一文一義でシンプルに書く」、「用語や言い回しを統一する」のがポイントです。そして、過去の翻訳物など資料を十分に揃え、翻訳会社と仕上がりイメージを共有してから作業に入りましょう。翻訳後はネイティブチェックを行うことをおすすめします。
翻訳者によって、BtoBのテクニカルな翻訳を得意とする訳者、BtoCのキャッチーな翻訳を得意とする訳者など、得意分野によって、翻訳の品質が異なります。20年以上、自動車関連商品・製造業などの英語(多言語)マニュアル翻訳に携わってきた当社では、案件に適した翻訳会社、翻訳者をコーディネートできますのでご相談ください。


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