活用事例・コラム
コラム
2025-01-14
【例文付き】受診勧奨DM、もっと良くなるかも? ちょっとしたデザインや書き方の工夫で受診率をアップするヒント
「なんとなく」から脱却して、受診者に響く案内状を作るためのヒントをお伝えします。

1. 受診勧奨DMの課題に気づくことが第一歩
「今年もそろそろ受診勧奨の案内を作る時期だけど、去年と同じでいいかな?」
「どうせなら、もっと良い例文やデザインがあれば使いたいけど…」
案内状やチラシを作るとき、こう感じることはありませんか?特に、過去のチラシやDMをそのまま使い回していると、毎年なんとなく同じパターンになりがちです。
でも、ちょっと待ってください。そのまま流用するだけでは、受診率の伸び悩みや、受診者へのメッセージの伝わりにくさといったリスクが潜んでいるかもしれません。
この記事では、「なんとなく」から脱却して、受診者に響く案内状を作るためのヒントをお伝えします。具体的な例文やデザインの工夫、さらにクイックスの実例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 同じデザインや「なんとなくの案内状」が抱えるリスク
(1) 毎年同じデザインが見逃される理由
毎年似たデザインや文面だと、受診者に「またこれか」と思われてしまうかもしれません。その結果、目を通されずにゴミ箱行きになることも。デザインに少し新鮮さを加えるだけで、「ちょっと見てみようかな」という気持ちを引き出せます。
(2) ターゲットに響かない案内状とは?
テンプレートや過去のチラシに頼りすぎると、次のような問題が起こりがちです:
ターゲットに響かない:若年層や中高年層など、受診者のニーズに合わせたメッセージが不足している。
目を引かない:情報が多すぎたり、強調ポイントが曖昧だと、必要な情報が埋もれてしまう。
(3) 見直しで得られる効果:開封率・行動率が変わる!
案内状のデザインを少し工夫するだけで、次のような変化が期待できます:
開封率アップ:目を引くデザインは、受診者に「ちょっと見てみよう」と思わせるきっかけになります。
行動促進:明確なメッセージや視覚的な工夫で、「すぐに行動しよう」と感じてもらいやすくなります。
3. 受診率を上げるための3つの基本ポイント
(1) 読者に響くメッセージの書き方
受診者が「これは自分のことだ」と思えるメッセージが大切です。
ポジティブな言葉で、行動を後押しする内容を心がけましょう。
例文(若年層向け)
「忙しいあなたにも、短時間で手軽に受診できる健診です!」
例文(中高年層向け)
「健康診断で、家族の安心を守りませんか?」
(2) 必要な情報を明確に伝える方法
案内状で迷わず行動してもらうために、「いつ」「どこで」「どうやって」を一目でわかるようにまとめましょう。
日時・場所:受診可能な日程と医療機関のリストを明確に。
行動促進:QRコードや専用電話番号を目立つ位置に配置して、「すぐ予約できる」印象を与えます。
(3) デザインで読みやすさと目を引く工夫を両立
デザインは、読みやすさと目を引く効果を両立させましょう。
色彩:暖色系(赤・オレンジ)で親近感を、寒色系(青・緑)で信頼感を演出。
フォント:タイトルは太めのゴシック体、本文は丸ゴシックで柔らかい印象に。
4. 実例で学ぶターゲットに響くメッセージの書き方
(1) 若年層と中高年層、それぞれに響くメッセージ例
受診者の性別や年代によって、健診に対する関心や感じるメリットは異なります。そのため、一律のメッセージではなく、ターゲットに合わせた内容にすることが効果的です。
若年層:「スマホで簡単予約!短時間で受診が可能です!」
中高年層:「生活習慣病は早期発見が大切。この機会を逃さないで!」
5. クイックスの実績に基づいた効果的なデザインの工夫
(1) Z型読みで情報を整理する紙面構成の工夫
紙面を見る視線は「Z型」に動くことが多いと言われています。この動きに沿って、重要な情報を適切な位置に配置することで、読者が自然に情報を理解しやすくなります。
上部:キャッチコピー「受診の第一歩を踏み出しませんか?」
中央:具体的な案内(日時・場所・費用)。
下部:行動促進メッセージ「QRコードをスキャンして予約!」
(2) フォント:読みやすさと信頼感を両立する選び方
フォントは、情報を伝える際に視覚的な印象を決定づける重要な要素です。適切なフォントを選ぶことで、案内状の読みやすさが向上し、信頼感を与えることができます。
見出し:太く力強いゴシック体を使用し、重要な情報を際立たせる。
例:「受診の第一歩を踏み出しませんか?」
本文:丸ゴシックや明朝体を使用して、柔らかさや親しみやすさを演出。
丸ゴシックはフレンドリーな印象を与え、特に若い世代に適しています。
明朝体は落ち着いた雰囲気を出し、信頼感を高めます。
フォントサイズ:高齢者にも配慮して、本文は12pt以上を推奨。視認性を重視します。
(3) 色彩:親しみやすさと信頼感を両立させる配色とは?
色彩は非常に重要な役割を果たします。以下の工夫が、より効果的なデザインを可能にします。
色覚の多様性への配慮:すべての方が情報を正確に受け取れるよう、高コントラストの配色を用いて重要な情報を目立たせます。
暖色と寒色の使い分け:親しみやすさを感じさせる暖色系(赤・オレンジ)と、信頼感を与える寒色系(青・緑)を適切に使い分けます。
(4)圧着ハガキで行動を促す仕掛けのポイント
圧着ハガキを活用すると、開封時の体験を通じて受診者の興味を引くことができます。開ける前と後でデザインやメッセージを変えることで、ただの案内状ではなく「気になるDM」に仕上がります。
開封後のサプライズ要素:封を開けると、新しいメッセージやイラストが現れる仕掛けを採用。
デザインテーマ:「健康は大切な人とのつながり」を家族やペットのイラストで表現し、親しみやすさを演出。
6. 少しの工夫でDMが変わる!クイックスの実績とご案内
受診勧奨DMは、『少しの工夫』で大きく変わります。実際に、クイックスの『健診Assist』は60組合以上で採用され、多くの組合が受診率向上や業務負担軽減を実現しています。
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