「文書資産化の崖」を突破する、
業務マニュアル改善ソリューション
CASE STUDY 活用事例
製造ＪＸ金属株式会社
i-ShareDXご導入事例 ＪＸ金属株式会社様
i-ShareDXマニュアル活用コンシェル
i-ShareDXでISOやJISなどの品質管理文書運用を効率化。全グループの約1万人が閲覧できる環境を実現。
対象 品質管理マニュアル 課題 ISO、JISなどの国際基準を満たす品質管理文書を作成し、活用したい 利用サービス i-ShareDX／マニュアル活用コンシェル（載せ替えサポート） 効果 品質管理文書制作の効率化、国際基準に沿った品質文書づくりが可能になった
ＪＸ金属株式会社様（以下、ＪＸ金属様）は、銅やレアメタルなどの非鉄金属に関する先端素材の製造・販売から、資源開発、製錬、金属リサイクルまでグローバルに展開する非鉄金属企業です。高付加価値な先端素材はスマートデバイスや通信インフラなどに欠かせない重要な材料であるとともに持続可能な社会の実現に不可欠な資源であり、同社の果たす役割は国内外においてさらに大きくなっています。
ＪＸ金属様は、ISO9001などの国際基準に沿った品質管理マニュアルを整備するために「i-ShareDX」を採用し、「i-ShareDX」の開発にフィードバックを行うパイロットユーザーとして2年ほど運用を続けてくださっています。ＪＸ金属様からご意見をいただき、実運用に即した機能改善を行ってきました。
今回、ＪＸ金属の品質管理部部長・挾間様、同部・大島様、渡辺様に「i-ShareDX」の導入背景や効果についてお話を伺いました。
——導入の背景について教えてください
2018年に品質管理部が設立され、それまで各工場や拠点でバラバラに管理していた品質管理文書を整理することになりました。当社は創業から100年以上の歴史があり、中には数十年前の手書きの手順書を使っている工場もあったほどで、品質管理文書の全社的な整備が急務となっていました。
2019年にマニュアル管理システムを複数検討し、マニュアルを制作するだけではなくバージョン管理などの運用も一つのシステムでカバーできる「i-ShareDX」が当社のニーズに合っていると感じました。Webサイトから問い合わせをして2021年から導入を始めました。
導入当初、「マニュアルのプロ」であるクイックスの担当者さんを講師として招き、手順書やマニュアルのセミナーを開催していただいたこともあります。セミナーでは各拠点の実際の手順書を添削していただき、目から鱗が落ちる思いでした。
品質管理部の皆様
——選定の決め手はどのような点でしたか？
一番のポイントは、当社が求めるカスタマイズや機能追加の要望にしっかりと寄り添ってくれたことです。当社では、ISOやJISなどの国際基準に合わせたレベルの品質管理文書を制作したいと考えていました。この当社の意図に賛同してくださり、さまざまなカスタマイズや機能追加の提案をしてくださったのはクイックスさんだけでした。
また、「i-ShareDX」は手順書やマニュアルのプロが開発したシステムなので、特に意識しなくてもルールに沿ったきれいな文書を制作できるところも決め手でした。使い慣れるまでに少し時間がかかりますが、構成の整理、語句の統一、版の管理など手順書を運用するために必要な機能が揃っていてとても便利です。「i-ShareDX」は、ISOやJISなどの国際的な基準に合った文書作成を考えている方に自信を持っておすすめできるシステムです。
——導入後の効果についてはいかがですか？
これまで品質管理部メインで「i-ShareDX」を使っていて、作成・更新した品質管理文書を全グループの約1万人が閲覧できる体制を整えてきました。このたび新しく設立された工場でも「i-ShareDX」の利用を試験的に進めています。新工場では、30人近くで「i-ShareDX」を使って品質管理文書を管理し、工場のメンバー約200人に向けて情報を届けています。
「i-ShareDX」は、章立てや項目の自動採番ができたり、整ったレイアウトに統一できたりと、手順書作成に必要な機能が備わったシステムです。シンプルな機能に絞られているので、文書作成者によって生じてしまう文書品質のバラつきを抑えられます。マニュアル作成に特化している分、不便さを感じる場面もありますが、特に意識しなくても「i-ShareDX」を使うだけで整った文書がつくれるので効率的です。「i-ShareDX」を使うことでマニュアルのルールが自然に身についた、検索性が上がり情報が見やすくなったという声も上がっています。
——今後の展開について
シングルサインオンの実装など、さまざまな機能改善・機能追加をしていただいたことで「i-ShareDX」の使い勝手はさらによくなってきています。ISOやJISなどの国際基準に合った文書作成ができるマニュアル制作システムは希少なので、「i-ShareDX」をさらに進化させて精度を高めていってほしいです。
さらに多くの部署や工場で「i-ShareDX」を活用して、機能改善や新規開発などのフィードバックをクイックスさんに届けていきたいと考えています。将来的には、「i-ShareDX」を品質管理作成のプラットフォームとして全社に広げていきたいです。自動翻訳、AI添削などの新機能の開発にも期待しています。また、工場にある装置にQRコードを貼り、「i-ShareDX」の手順書をすぐに開けるような仕組みづくりも将来的に試してみたいですね。
マニュアルをツクルからカツヨウへ。i-ShareDXで「社内文書改革」
i-ShareDXは、業務マニュアルや手順書、ISO文書などの社内文書を効率的に作成・管理・共有し情報を資産化するためのクラウドシステムです。
社内文書を資産化し、継続的に活用・進化させる仕組みによって、マニュアルDXの実現をサポートします。
i-ShareDXの詳細は こちら